アサガオの種まきの方法を解説

アサガオの種まきの方法

アサガオの種まきの方法を解説

本記事ではアサガオの種まきの方法を解説します。以下の順でアサガオの種まきの方法を確認していきましょう。
  1. アサガオの種まきの時期を確認しよう
  2. 種まきの土を準備しよう
  3. アサガオの種まきの前にすること
  4. アサガオの種のまき方
  5. 種をまいた後にやること




1.アサガオの種まきの時期を確認しよう

アサガオの種が発芽する温度は25℃前後です。したがって、アサガオの種まきは5月〜6月に行いましょう。関東地方以南は5月中旬、関東より北の地域は5月下旬に種をまき始めるといいでしょう。
気温が低い時期に種まきをすると、発芽しなかったり、発芽しても元気に育たなかったりしますので、注意してください。




2.種まきの土を準備しよう

アサガオの種まきを行う土は、初心者の方は市販の種まき用の土を使うと安心です。地植えの場合は、土を良く耕し、腐葉土と堆肥を混ぜましょう。

ただし、実際のところ、土にはそこまでこだわらなくても育てることができます。種がたくさんあり、発芽率がやや低下しても構わなければ、今ある花壇や植木鉢に種まきするか、市販の草花用の培養土を用いても構いません。




3.アサガオの種まきの前にすること

アサガオは、種をまく前に「芽切り」という作業を行うと発芽率が良くなります。「芽切り」は、種の表面をカッターなどで傷つけ、芽が出やすくする作業です。アサガオの種は、殻が固いため、このように傷をつけておくと、発芽しやすくなります。「芽切り」を行うときは、深く傷つけすぎないように注意しましょう。
そして、芽切りをしたアサガオの種は、しばらくの間、水につけて給水させましょう。

「芽切り」と給水の作業については、処理が済んでいる種が市販されていることがありますので、商品パッケージの説明分を良く読み、それに従って作業を行うと良いでしょう。




4.アサガオの種のまき方

種が準備できたら、種まきをする土をたっぷりの水で湿らせましょう。こうすることで、水やりで種がまいた場所から移動してしまうことが防げます。続いて、1cm~1.5cmの穴を指で空け、アサガオの種をまきましょう。その後、しっかり土をかぶせ、軽く土を抑えましょう。強く抑えると、芽が出にくくなってしまいますので、注意してください。

終わったら、たっぷりの水やりをしてください。




5.種をまいた後にやること

種まき後から発芽するまでは、土が乾かないように湿らせておく必要があります。なので、乾かないように毎日水やりを行いましょう。すると、1週間ほどすると発芽します。必要に応じて、元気のないアサガオを間引いてください。

発芽後は、水やりは午前中がおすすめです。発芽後、花が咲くまでは水やりはやや控えめにしましょう。一方で、開花期には土が乾かないようにしましょう。特に、朝夕2回の水やりがおすすめです。

鉢植えの場合の水やりの方法は、「土が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと」を心がけましょう。




アサガオの種まき~開花までの記録

実際にアサガオを種まきから育てた成長過程は、こちらの記事で紹介しています。普通とは違う、斑入りのオシャレなアサガオを育てた記録です。アサガオの種まきと育て方の参考になるので、是非こちらもご覧ください。