ユスラウメの成長記録【毎月の動画】

ユスラウメの成長記録

ユスラウメとは

ユスラウメは、とても丈夫で花もよく咲き、細い枝に鈴なりにつく実が、かわいらしく昔から鑑賞樹としても親しまれていいる果樹です。実はサクランボの味に似てみずみずしい甘さと酸味があり、生でおいしく食べられます。実が赤く色づきはじめたら、次々と収穫できますが、収穫後は熟すのが早いので、すぐに食べましょう。スーパーでは出回らない果樹を自分で育てて食べられる喜びは、栽培する楽しみの一つになります。木は成長しても2mくらいと小柄で、狭い庭でも栽培できます。家庭で育てやすい果樹のひとつです。

ここでは、実際に育ててみたユスラウメの毎月の様子を動画と共に紹介します。




3月のユスラウメ



冬に購入した赤実ユスラウメの苗を休眠期の2月に植え付けました。植え付けの適期は2月頃です。赤玉土と100%腐葉土を混ぜた土に植え付けて、肥料は特に与えずに育てています。ユスラウメの開花期は4月頃とされますが、今年は暖かかったこともあり、3月後半に開花しました。梅の花に似た花が1週間ほど咲きました。

購入した苗木は、枝ぶりが充実していて、花芽がたくさんついていました。そのような苗を購入すれば、その年の5~6月にはユスラウメの果実を収穫することができます




4月のユスラウメ



花が咲いた後、花弁が落ち、小さな緑色の実がたくさんついていました。特別受粉をさせたわけではありませんが、自然に昆虫によって受粉が行われたようです。受粉も行われやすく、実もなりやすい果樹だとわかりました。まだ、緑色ですが、しばらくすると実が大きくなり、赤く熟します。

4月の段階では、ユスラウメは病害虫の影響はありませんでした。病気にも害虫にも強い印象を受けます。初心者にも育てやすい家庭用の果樹だと思われます。




5月のユスラウメ



5月には実が赤くなり、食べごろを迎えました。一般的にユスラウメの収穫期は5~6月だそうです。思っていたよりも、たくさんのユスラウメの実を収穫することができました。これらは全て生食でいただきました。赤くなってから、2~3日待って収穫すると、味と香りはサクランボとほぼ同じでした。ちょっと実が小さめのサクランボといった感じです。サクランボはスーパーで買うと値段も高いですし、ユスラウメを自分で育てて、たくさん食べられると、とても幸せに感じます。

この時期も、病害虫の被害はありませんでした。病気にも害虫にも強い、ユスラウメは、家庭用の果樹としてとてもおすすめです。




ユスラウメの成長記録のまとめ

今回は、ユスラウメの成長記録を紹介しました。以上から、個人的にユスラウメは家庭用の果樹としておすすめできます。その理由はこの通りです。
  • 3月にはきれいな梅のような花が咲く
  • たくさん収穫できる
  • 生食で食べてもおいしい
  • 珍しい果物が食べられる満足感
  • 病害虫に強く育てやすい
本記事を読んでいただいた方に、ユスラウメの魅力を共感していただけたら嬉しいです。