ルピナスの種まきの方法
本記事ではルピナスの種まきを解説します。以下の順でルピナスの種まきの方法を確認していきましょう。
- ルピナスの種まきの時期
- 種をまく土を準備
- ルピナスの種のまき方
- 種まきの後にすること
1.ルピナスの種まきの時期
ルピナスの種の発芽には15~20℃の気温が必要です。加えて、ルピナスは冬の寒い時期を越さないと開花しない性質があります。したがって、東京以南の温暖地では、4~6月および9~10月に種をまきましょう。寒冷地では、5~7月がルピナスの種まきの適期となります。ただし、多年草のルピナスは、秋に種まきをすると開花が翌翌年になる場合があります。その場合、4~6月に種まきを行えば、欲ねんの春には花を楽しむことができます。
2.種をまく土を準備
2ー1.育苗セルやポットに種をまく場合
ルピナスの種を育苗セルやポットにまく場合は、市販の種まき用の土や、赤玉土の細粒を用いると良いでしょう。
2ー2.直まきする場合
一方、ルピナスは直根性の植物です。直根性の植物は、移植をすると弱ってしまう性質があります。そのため、移植で枯れてしまうことを避けるため、植木鉢や花壇に種を直まきして育てることもできます。植木鉢で育てる場合は、市販の草花用の培養土を用いれば大丈夫です。地植えの場合は、腐葉土と天然石灰を混ぜ込んで良く耕しておきましょう。
3.ルピナスの種のまき方
ルピナスの種は、嫌光性種子です。したがって、光が当たらないようにしないと、発芽しません。しっかりと土をかぶせるように種をまくことが大切です。
加えて、ルピナスの種はとても固いので、あらかじめ吸水させると発芽しやすくなります。種まきの前日に種を水に一晩つけておきましょう。
始めに、ポット又は植木鉢に土を入れ、水で湿らせましょう。次に、1~2cm程度の深さの穴をあけ、ルピナスの種をまきます。最後に、土をかぶせ水やりをすれば、種まきは完了です。花壇に直まきする場合も、同様に行ってください。
4.種まきの後にすること
種まきをした後は、ルピナスの種が乾燥しないように水やりを毎日行いましょう。すると、2~3週間ほどで発芽します。本葉が6枚程度になったら、植え付けを行いましょう。ルピナスは、根が傷つくと弱ってしまいます。そのため、移植の際は、できるだけ根をいじらないように、植え付けましょう。