ローゼルの種まきの方法
本記事ではローゼルの種まきを解説します。以下の順でローゼルの種まきの方法を確認していきましょう。
- ローゼルの種まきの時期
- 種まきに適した土
- ローゼルの種まきの方法
- 種まき後の管理の仕方
1.ローゼルの種まきの時期
ローゼルの種は、20℃前後で発芽します。したがって、東京以南の温暖地では、4~5月に種まきを行いましょう。寒冷地では、5~6月頃がローゼルの種まきの適期となります。
ローゼルはアフリカ原産の植物なので、ローゼルの育て方の中でもとにかく暖かさが重要な要素になってきます。発芽条件においても、気温が低い日が続いてしまうとしっかり発芽できなくなってしまうのです。
2.種まきに適した土
ローゼルの種は、やさしく水やりをすれば種が流される心配はありません。したがって、種まきの土は、粒が細かい必要はなく、市販の草花用の培養土を用いても問題ありません。初心者の方は市販の種まき用の土を用いると安心して発芽させられるでしょう。
また、直まきもできます。その場合、種まきをする花壇の土を良く耕し、ローゼルの根が自由に成長できるようにしましょう。土をふかふかに耕しておくことがローゼルの種まきを成功させるポイントになります。
3.ローゼルの種まきの方法
ローゼルの種は、好光性種子です。発芽するためには光が当たる必要があります。同時に、種まき後は、種の乾燥を防ぐ必要があります。そのため、ローゼルの種まきは、乾燥を防ぎつつ、光が当たる程度に、軽く土をかぶせることが大切です。
また、ローゼルの種の殻は固いため、前日から種を水に浸けておくと発芽しやすくなります。
まず、セルトレー又はポットに土を入れ、水で湿らせます。次に、ローゼルの種をまきます。光が当たる程度に軽く土をかぶせ、優しく水やりをしましょう。これで、ローゼルの種まきは完了です。直まきの場合も、やり方は同じですが、あらかじめ土を良く耕しておきましょう。
4.種まき後の管理の仕方
ローゼルの種まきをした後は、種が乾燥しないように毎日水やりをしましょう。すると、1~2週間で発芽します。草丈が5cm程度に成長したら、根をいじらないように気をつけながら、定植しましょう。ローゼルは直射日光が当たり、雨が当たらない場所でよく育ちます。日当たりの良い環境で育てましょう。