コキアの種まきの方法
本記事ではコキアの種まきを解説します。以下の順でコキアの種まきの方法を確認していきましょう。
- コキアの種まきの時期
- コキアの種まきに適した土
- コキアの種まきの方法
- 種まき後の管理方法
1.コキアの種まきの時期
コキアの種は15℃以上で発芽します。特に、20℃前後が発芽適温となりますので、暖かくなった頃に種をまきましょう。東京以南の温暖地・暖地では、4~5月が種まきの適期となります。寒冷地の種まきの適期は、5月になります。
2.コキアの種まきに適した土
コキアの種はやや小さめです。したがって、種まき後に流れてしまわないように、粒の細かい土に種まきをすると良いでしょう。市販の種まき用の土を用いるか、赤玉土の細粒がオススメです。加えて、土に保水性を持たせるために腐葉土やピートを混ぜるとなお良いでしょう。
3.コキアの種まきの方法
コキアの種は好光性種子になります。光があたらないと発芽しないので、種まきをした後は、土を被せすぎないように注意しましょう。
コキアは、セルトレーやポットに種まきし、発芽後に移植して育てることができます。しかし、コキアは直根性の植物です。直根性の植物は、移植などの作業で根が傷つくと弱りやすい性質があります。そのため、花壇にコキアの種を直まきして育てる方法もおすすめです。好みの方法で種まきをしましょう。
3-1.セルトレーやポットに種まきする場合
始めに、セルトレーやポットに土を入れ、水で湿らせます。こうすることで、水やりのときに種が流れにくくなります。続いて、深さ5mm程度のくぼみを作り、コキアの種をまきます。その後、土をかぶせ、優しく水やりをしましょう。
3ー2.花壇に直播する場合
花壇に種をまく場合は、あらかじめ土を水で湿らせましょう。次に、深さ5mm程度のくぼみを作り、コキアの種をまきましょう。最後に土をかぶせ、優しく水やりを行いましょう。
4.種まき後の管理方法
種まき後は、種が乾かないように毎日水やりをしましょう。すると、1~2週間で発芽します。本葉が3枚以上になったら、植え付けを行いましょう。コキアは直根性の植物であり、移植の際に根を傷つけると弱ってしまいます。植え付けの際は、できるだけ根はいじらないように注意しましょう。