カスミソウの種まきの方法を解説

カスミソウの種まきの方法

カスミソウの種まきの方法を解説します。①カスミソウの種まきの適期を確認しよう。②種まきの土を用意しよう。③カスミソウの種まきのやり方。④種をまいた後にやること。

本記事ではカスミソウの種まきの方法を解説します。順を追ってカスミソウの種まきの方法を確認していきましょう。
  1. カスミソウの種まきの適期を確認しよう
  2. 種まきの土を用意しよう
  3. カスミソウの種まきのやり方
  4. 種をまいた後にやること




1.カスミソウの種まきの適期を確認しよう

カスミソウの種は地温が20℃前後で発芽します。また、種まきから10日程度で発芽します。したがって、関東を含む温暖地とそれ以南の暖地では4~6月および9~10月がカスミソウの種まきの適期となります。一方、関東以北の寒冷地では5~7月が種まきの適期となります。

カスミソウの種まき適期

暖地 :4~6月、9~10月
温暖地:4~6月、9~10月
寒冷地:5~7月

特に、カスミソウは秋まきがオススメです。その理由は、秋に種をまいて株を成長させてから、翌年に花を咲かせた方が、株が充実して花期が長くなることに加え、たくさんの花を咲かせるからです。




2.種まきの土を用意しよう

カスミソウの種はとても小さいので、目の粗い土に種まきをすると、水やりで流れて行ってしまいます。そのため、カスミソウの種まきでは、市販の種まき用の土、もしくはバーミキュライトを用いましょう。中でも、細かい種をまくためのピートバンという商品が売られています。ピートバンを利用すると、安心してカスミソウの種をまくことができます。




3.カスミソウの種まきのやり方

カスミソウの種はとても小さいので、水やりで流れないように注意して種まきをしましょう。

3ー1.バーミキュライト、種まき用土を用いる場合

始めに、土を水で湿らせましょう。こうすることで、水やりによって種が流れにくくなります。次に、種をまく場所に指で2~3mmのくぼみをつけましょう。そのくぼみに、カスミソウの種を1か所あたり2~3粒まきましょう。その後、種が隠れる程度に軽く土をかぶせ、土と種が密着するように手のひらなどで軽く押さえつけます。最後に種が流れないように優しく水をかけましょう。

3ー2.ピートバンを用いる場合

ピートバンにカスミソウの種をまく場合は、まずピートバンを水で湿らせます。その後、ピートバンの上に重ならないように種をばらまきましょう。種をまいた後は、バーミキュライトを軽くかぶせ、種が流れないようにやさしく水をかけましょう。




4.種をまいた後にやること

カスミソウは種まき後、土が乾かないように毎日水やりをしましょう。この時、種が流れないようにやさしく水やりをすることが大切です。すると、1週間ほどで発芽します。このとき、よく育っている元気な芽を残して間引きましょう。

本葉3~4枚になったころ、定植する場所に植え替えましょう。カスミソウは水はけの良いアルカリ性の土を好むので、天然石灰を土に混ぜ込むと良く育ちます。