ドライフラワーのメリット
ドライフラワーは生花と比べて長期保存できます。そのため、管理に手間がかからず、プレゼント以外にも、雑貨の素材としても需要があります。また、ドライフラワーは、加工品する手間がかかることから、生花よりも高い価格で取引されます。
この記事では、自宅で簡単にできるドライフラワーの作り方(ハンギング法)を詳しく解説します。下記に該当する方は、是非ご覧になってください。
- ドライフラワーを安く手に入れたい方
- ドライフラワーを作って販売したい方
ドライフラワーの作り方
ドライフラワーの作り方は4種類あります。
- ハンギング法(自然乾燥)
- ドライインウォーター法(水を使う)
- シリカゲルを使う
- グリセリンを使う
これらの中で、最も簡単な作成方法は、ハンギング法(自然乾燥)になります。他の方法では薬品が必要だったりと、手間がかかります。一方で、ハンギング法は、特別な道具が必要なく、誰でも簡単にドライフラワーを作れるからです。以下に、ハンギング法でのドライフラワーの作り方を解説します。
ハンギング法のやり方
お花を吊るして乾燥させると、ドライフラワーを作成できます。この方法がハンギング法と言われます。特別な道具は必要なく、最も手軽にドライフラワーを作れます。乾燥している間も、インテリアとして観賞価値があるので人気があります。
ハンギング法の手順
ハンギング法の手順は以下の通りです。とっても簡単なので、まずはやってみましょう。
- 生花を紐で縛る
- 逆さに吊るす
- 1~2週間で完成
質の良いドライフラワーを作るコツ
質の良いドライフラワーを作るには、コツがあります。以下のコツに注意して作成しましょう。
- 風通しの良い場所で乾燥させる
- 直射日光が当たらない場所で乾燥させる
- 降雨の後や水やりの後は収穫を避ける
ハンギング法で作れるおすすめのドライフラワー
ここからは、ハンギング法で簡単にドライフラワーが作れる、おすすめの花を紹介します。
1.アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)
アメジストセージはメキシカンセージとも呼ばれます。アメジストセージは、秋に咲く宿根草です。宿根草なので、冬場は地上部が枯れますが、春になると新芽が出てきます。一度植えたら毎年花が楽しめるタイプの植物です。ですので、一株植えておくと、毎年花を楽しむことができ、ドライフラワーを毎年作ることができます。
アメジストセージは上品な紫色の穂状の花をつけます。ふわふわした質感の花も人気のヒミツです。これをハンギング法でドライフラワーにしても、退色せずに、質感も残すことができます。誰でも簡単に質の良いアメジストセージのドライフラワーが作れます。
2.ワレモコウ
ワレモコウは、秋に咲く宿根草です。ワレモコウは、秋に咲く宿根草です。宿根草なので、冬場は地上部が枯れますが、春になると新芽が出てきます。一度植えたら毎年花が楽しめるタイプの植物です。ですので、一株植えておくと、毎年花を楽しむことができ、ドライフラワーを毎年作ることができます。
ワレモコウは上品なワインレッドの花と、その独特な形状が人気の理由です。ハンギング法でドライフラワーにした場合も、ほとんど退色せずに、形も崩れません。誰でも簡単に、ワレモコウの質の高いドライフラワーを作ることができます。
3.ホワイトセージ
ホワイトセージは、春~夏の間に咲く多年草(低木)です。ホワイトセージは浄化の作用があると言われており、花や葉からラベンダー様のとても良い香りがします。ホワイトセージは穂状の花を咲かせますが、この花穂がドライフラワーに向いています。ハンギング法だと若干色が退色してしまいますが、その良い香りは長い期間残ります。部屋にホワイトセージのドライフラワーを飾っておくだけで、とても心地よい空間を作ることができます。単純にドライフラワーとしてだけではなく、ポプリとしても使えるので、おすすめです。
まとめ
以上、本記事ではハンギング法によるドライフラワーの作り方を紹介しました。併せて、ハンギング法でドライフラワーを作成するときにおすすめの花3種を紹介しました。
ハンギング法でおすすめのドライフラワー3種
- アメジストセージ
- ワレモコウ
- ホワイトセージ
ハンギング法は特別な道具を必要とせず、だれでも簡単にドライフラワーを作れます。ぜひ、試してみてください。