ヒソップ
ヒソップは毎年花を咲かせる多年草に分類され、ミントに似た強い芳香のあるハーブです。濃い青紫色、薄いピンク色の花が美しく、群生すると見事なことからガーデニングでも人気があります。ヒソップはハーブティーとしても利用でき、胃腸を整える効果があります。
本記事では、そんな魅力いっぱいのヒソップについて解説します。
ヒソップの特徴
利用方法
ヒソップはハーブとして料理に使うことができます。花や葉をサラダやスープ、豆料理の風味付けに。葉は胃腸を整えるハーブティーとして利用することもできます。
開花と収穫
6月~9月がヒソップの花期で、穂状の花が咲きます。可憐なその姿から、ガーデニングでも人気があります。ヒソップの収穫期は6月~8月です。花や葉はこの時期に収穫しましょう。
育て方
苗の植え付けの適期は3月~6月、9月~10月です。水はけがやや良く、乾燥気味のアルカリ性の場所に植え付けます。多湿に弱いので、土の表面が乾いて水やりを行いましょう。梅雨時期に根が腐ることがあるので、十分に株間を空け、水はけの良い土に植えましょう。耐寒性、耐暑性ともに優れます。草丈は40~50cm程度です。
病害虫
ヒソップは、病害虫の心配はありません。私が育てているヒソップも病害虫はほとんどつきません。
ヒソップの増やし方
①種まき
3月~5月、9月~10月がヒソップの種まきの適期です。種が小さいので、種まき用の土を用いて種まきを行いましょう。種を撒いた後は、土はかぶせず、土が乾かないように毎日水やりをしましょう。
②挿し木
ヒソップは、5月~6月にさし木で増やせます。2~3節程度の長さに切った茎の上部の葉だけ残し、茎の下部は水を吸いやすいようにななめにカットすれば、挿し穂が作れます。花の付いていない茎を使うことが成功確率を上げるポイントです。作成したヒソップの挿し穂は、湿らせた小粒の赤玉土に挿します。乾燥しないように日陰で管理し、毎日水やりをしましょう。2~3週間程度で発根します。
ヒソップの成長
ヒソップの苗の植え付け 5月25日
ヒソップの苗を購入し、地植えにしました。ずぼらな私は、土に100%腐葉土を少し混ぜただけで、そのまま植え付けを行いました。シソ科は生命力が強いので、これで大丈夫だと思います。
ヒソップの開花 7月2日
ヒソップが開花しました。苗の植え付けから約1ヶ月。淡いピンクの可憐な穂状の花です。株が成長して、たくさん咲いたらとても素敵だと思います。
ヒソップの花穂 8月29日
開花から約2か月。花は咲き続けながら、株が成長してきました。今では、たくさんの花穂が見られます。
咲き続けるヒソップの花 9月3日
つぼみがどんどん開花してきます。9月に入り、少し涼しくなってきたためか、開花と成長スピードが速くなってきているようです。
ヒソップの動画 9月6日
たくさん花が咲いたので、動画を撮影しました。ガーデニングの参考になるよう、ヒソップの株全体の様子がわかるように撮影してます。よろしければご覧ください。