フウセンカズラ

フウセンカズラ


フウセンカズラは、1年草のつる性植物になります。小さな白い花が咲いた後、風船のようにふくらんだ果実が美しく、ガーデニングで人気の植物です。長い枝にぶら下がって風に揺れるフウセンカズラの果実は、暑い夏の間も涼し気な雰囲気を演出してくれます。また、フウセンカズラタネもユニークで、ハート型の模様がついています。

つる性という特徴を活かして、フウセンカズラを夏に緑のカーテンとして利用したり、あんどん仕立てにしたり、フェンスに絡ませることもできます。ガーデニングでいろいろな楽しみ方ができる植物です。

今年、フウセンカズラを種から育てましたので、その成長記録を紹介します。加えて、実際に育てて分かったフウセンカズラの育て方のコツも解説します。


フウセンカズラの特徴

フウセンカズラは、北アメリカ南部が原産の非耐寒性の春まきつる性1年草です。花と実の鑑賞期は7月~10月です。白い小さな花も可愛いですし、風船のようにふくらんだ実がとてもきれいです。フウセンカズラ葉や実は、明るい黄緑色をしていますのでお庭を明るいライムグリーンで彩ることができます。フウセンカズラはつる性植物ですので、あんどん仕立てにしたり、緑のカーテンにしたり、フェンスに絡ませることができます。庭の状況に応じて仕立てることができる点も魅力です。


フウセンカズラの育て方のコツ

フウセンカズラは、日当たりと水はけの良い場所で育てましょう。種まきは、霜の心配がなくなった5月頃に行います。私は、セルトレーに湿らせた赤玉土の小粒を入れ、1cm程度の穴にフウセンカズラの種をまき、土をかぶせました。その後、毎日水やりをすると、発芽します。フウセンカズラは生育旺盛なので、水切れしないように注意して育てるのがコツです。


フウセンカズラの成長記録

6月1日 フウセンカズラの種まき・発芽

5月初旬にフウセンカズラの種を撒きました。セルトレーに赤玉土小粒を入れて種をまき、毎日水やりを続けると、6月に入る頃に発芽しました。フウセンカズラ双葉は、明るいライムグリーン色をしていて、とてもきれいです。
フウセンカズラの発芽と双葉


6月4日 フウセンカズラの本葉と植え替え

フウセンカズラの芽が出てから3日後になると、本葉が大きく開いていました。とても元気そうな株だったので、この時点で植え替えて地植えにすることにしました
フウセンカズラの本葉

フウセンカズラの植え替えの際に、根の成長をチェックしました。地上部と同じくらいの長さの根が数本あることが分かります。
フウセンカズラの根


7月23日 フウセンカズラの開花

7月中旬になると、つるも伸び、草丈は50cmくらいになりました。何か白いものが付いているな・・・と思ってよく見てみると、小さな白い花が開花していました。フウセンカズラの花は、こんなにも小さいのですね。
フウセンカズラの花


8月7日 フウセンカズラの動画を撮影

8月初旬のフウセンカズラの状態を動画に収めました。株全体の成長が分かるように撮影していますので、ガーデニングの際に参考にしてください