クレマチス・ロウグチの成長記録

クレマチス・ロウグチ

クレマチス・ロウグチ

クレマチス・ロウグチは、木立ち性のクレマチスです。インテグリフォリアとレティキュラータの交配種で、四季咲き性がありますので花期が長いです。新梢の側枝に次々と青紫色のベル型の花が咲きます。咲き終わった花がらを摘むと、次々に花を咲かせます耐寒性、耐暑性に優れる強健種で、生育が旺盛です。クレマチス・ロウグチは初心者にもおすすめの育てやすいクレマチスになります。耐寒性の宿根草になりますので、冬は地上部が枯れ、春になると新芽が芽吹きます。

私は、クレマチス・ロウグチを花壇で育てています。実際にクレマチス・ロウグチを育ててみた成長過程を写真で紹介します。加えて、クレマチス・ロウグチの育て方や、花期や剪定の方法など、ガーデニングに役立つ情報をお届けします。


クレマチス・ロウグチの特徴

クレマチス・ロウグチは、キンポウゲ科の耐寒性の宿根草になります。四季咲きなので、開花期は長く、5月~10月の間つぎつぎと花を咲かせます。クレマチス・ロウグチの花は、青紫色のベル型の花になります。花径は3~5cmです。クレマチスはつる性植物になりますので、草丈は1m~3m程度になります。
冬の間、前年の旧枝は地際近くまで枯れます。春になると、地際に残った枝から新枝を10節以上伸ばして開花します。


クレマチス・ロウグチの育て方のコツ

クレマチス・ロウグチは、日当たりと水はけの良い場所に植えましょう。鉢植えの場合は、戸外の良く日が当たる場所に置き、夏は涼しい半日陰に移すと良いでしょう。クレマチス・ロウグチ植付けは、10月と3月が最適です。植え付ける際は、根鉢を崩さずに、1~2節を土の中に埋まるように深植えするのがポイントです。こうすることで、たくさんの枝が出て、たくさんの花を咲かせることができます。

クレマチス・ロウグチは、新枝咲きになりますので、剪定をする際は強剪定をしましょう。1番花の花後は、今年伸びた新梢も2~3節残して切り詰めると、50~60日で2番花を楽しむことができます。ただし、花がら摘みの際に、花の根元の部分からカットすると、次々に花が開花します。

クレマチス・ロウグチは、草丈を大きくしつつ長期間たくさん花を楽しみたい方は、花がら摘みをこまめに行いましょう。草丈を抑えつつ、1ヶ月半後に2番花を楽しみたい方は、花後に強剪定を行いましょう。


クレマチス・ロウグチの成長記録

3月5日 クレマチス・ロウグチの芽吹き

こちらは、前年に購入し、地植えにした苗です。冬の間は2回の積雪と霜に何回もあたりましたが、無事に冬越しできたようです。旧枝(枯れ枝)の地際から、新枝が芽吹きました。
クレマチス・ロウグチの芽吹き

3月13日 クレマチス・ロウグチの新芽

クレマチス・ロウグチの新芽が伸び、葉が出てきました。これくらい成長すると、旧枝と新枝の区別がつきやすいです。このタイミングで、枯れた旧枝は地際で剪定しました。
クレマチス・ロウグチの新芽

3月20日 クレマチス・ロウグチの新芽の成長

上の写真から1週間しか経っていませんが、新枝が急に伸びてきたことが分かります。つる性植物の成長は早いですね。
クレマチス・ロウグチの新枝の成長

4月2日 クレマチス・ロウグチの新枝の成長

草丈がどんどん高くなっていきます。隣の白い鉢の高さを越え、草丈は70cm程度に成長しました。
クレマチス・ロウグチの新枝

6月11日 クレマチス・ロウグチの花

クレマチス・ロウグチが開花しました。一番花が咲いたあと、たくさんの花がついて咲いています。青紫色のベル型の花が素敵です。これらの花が咲き終わったタイミングで、強剪定を行いました。
クレマチス・ロウグチの花

7月23日 クレマチス・ロウグチの2番花

クレマチス・ロウグチの強剪定をした後、新枝が伸び続け、2番花が咲きました。まだつぼみがたくさんついていますので、これから2番花が楽しめそうです。2番花の花がらは、花の根元で短くカットし、脇芽から出る花を楽しもうと思います。
クレマチス・ロウグチのつぼみ