サルビアガラニチカの育て方

サルビアガラニチカの育て方


サルビアガラニチカは耐暑性・耐寒性に優れ、手間いらず。しかも、花の少ない夏のシーズンに、ブルーの涼し気な花で花壇を華やかにしてくれます。草丈も1mを超える大きさに成長しますので、花壇のフォーカルポイントにも最適です。

この記事では、サルビアガラニチカの育て方と生育情報を写真と動画で紹介していきます。サルビアガラニチカを育てようか迷われている方は、参考にしてください。


サルビアガラニチカの特徴

サルビアガラニチカはシソ科の宿根草です。ハーブのセージの仲間で香りもあり、美しい濃い紫色の花が魅力的です。耐暑性・耐寒性に優れ、丈夫で育てやすく、日なたを好みますが、半日陰でも花が咲きます。1m以上にもなるので、花壇のフォーカルポイントに最適な草花です。

サルビアガラニチカの育て方

植え付けの適期は3月~4月、9月~10月です。その間の6~10月が開花期になります。水はけの良い土で育て、土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。

サルビアガラニチカは自分で簡単に増やせます。5月頃にさし芽で増やすことができるのです。実際に、私はさし芽でサルビアガラニチカの株を増やして、現在は合計4株育てています。
5月にサルビアガラニチカの茎を2~3節の長さで切り取ります。さし芽の上部の葉を2枚残し、湿らせた赤玉土小粒に挿すだけでできます。さし芽を始めたら、乾燥しないように毎日水を与えます。すると、2週間程度で発根し、植え付ければよいのです。
サルビアガラニチカは生命力が強く、さし芽がとても簡単にできますので、ぜひ試してみてください。


サルビアガラニチカの成長記録

3月5日

前年の秋に、近所の道端に咲いていたサルビアガラニチカからさし芽をとり、育てた株です。冬越しも問題なくでき、新芽が芽吹いてきました。冬の間は2回ほど積雪がありましたが、枯れることはありませんでした。

4月2日

サルビアガラニチカの新芽がたくさん芽吹き、葉の枚数が増えてきました。

4月17日

この時期は成長が早いです。草丈は約30cmまで成長しました。

5月25日

5月に入り、サルビアガラニチカに立派なつぼみがついていました。この時期で草丈は60cm程度です。

6月11日

サルビアガラニチカが開花しました。ボリュームがあり、花壇の中で存在感があります。このような大き目の草花を育てていると、ガーデナーになった気分になるんですよね。

7月11日

こちらは、玄関のポストの前に植えてあるサルビアガラニチカです。草丈は80cmくらいで開花しました。郵便屋さんもポストに投函するときに、癒されていることでしょう。

7月13日

玄関ポスト前のサルビアガラニチカの動画を撮影しました。参考にしてください。



小さいタイプのメドーセージの紹介

上では、通常のサルビアガラニチカを紹介しました。ここからは、ホームセンターで販売されている草丈が小さいタイプのメドーセージを紹介します。

5月25日

ホームセンターで苗を購入し、早速地植えにしました。こちらの種類の方が、葉っぱがイエロー(黄金葉)がかっていて、カラーリーフとしても使えそうです。

6月11日

草丈が低いタイプのメドーセージが開花しました。野生のメドーセージと比べると、花の色が薄いです。空色といった感じです。加えて、サルビアガラニチカよりも花が散るのが早い印象です。

サルビアガラニチカの比較

通常のサルビアガラニチカの方が花色が濃く、シックな紫色の花が楽しめます。草丈の短いメドーセージは、花の色が薄く、花が散るのも早い印象です。
サルビアガラニチカは緑色であるのに対し、草丈の短いメドーセージはカラーリーフとしても使えそうです。
草丈は、サルビアガラニチカが1mを超えるのに対して、草丈の短いメドーセージは40cm程度にコンパクトに収まってくれます。

わたし個人的には、シックな紫色の花の色とボリューム感が好きなので、サルビアガラニチカの方が好みでした。花壇の広さや、他の花の色との相性を考えながら、種類を選んでみると良いでしょう。