コンボルブルス・サバティウス

コンボルブルス・サバティウス

コンボルブルス・サバティウス

今回は、コンボルブルス・サバティウスという優秀なグランドカバーを紹介します。コンボルブルス・サバティウスは、ヒルガオ科の宿根草で、アサガオに形の似た小さい空色の花を咲かせます。成長は早く、1株であっという間に直径80cm程度に広がります。広がるスピードが速いことに加え、葉が隙間なく茂り、たくさんの花を咲かせてくれるので、ブルーの花でグランドカバーを考えている方にはとてもおすすめの草花です。

本記事では、コンボルブルス・サバティウスの育て方と共に、実際に育てた株の成長記録をお伝えします。グランドカバープランツをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

コンボルブルス・サバティウスの育て方

コンボルブルス・サバティウスは、地中海沿岸を原産とする、ヒルガオ科の宿根草です。その花の大きさは直径3cm程度で、空色の小さいアサガオのような花をたくさん咲かせます。茎は横に広がりますので、草丈は高くても20cm程度に収まりますが、直径50~100cm程度の広さで株が広がります。花期は長く、5月~9月の間にたくさん花を咲かせてくれますので、春~夏にかけてブルーの花でグランドカバーを考えている方にはおすすめの草花です。また、茎を這うように伸ばす性質があるので、ハンギングの寄せ植えなどにも向いています。植え付けの適期は4月とされています。日なたと水はけのよい用土を好みます。春~夏は月1~2回、薄めの液肥を与えると良いでしょう。

コンボルブルス・サバティウスの成長

それでは早速、コンボルブルス・サバティウスの成長を見ていきましょう。

4月24日

前年秋に購入したコンボルブルスの苗から茎がたくさん伸びました。2回の積雪と霜にもあたりましたが、問題なく冬越ししてくれました。この時期になると、茎の先端につぼみが付いています。
コンボルブルス・サバティウスのつぼみ

4月29日

コンボルブルスの一番花が開花しました。とってもきれいな薄紫色の花です。ヒルガオ科なので、昼間明るい時間帯はずっと咲いていてくれます
コンボルブルス・サバティウスの1番花

5月7日

茎がどんどん伸び続け、花が入れ替わりで開花していきます。少し遠くから写真を撮ると、伸びた茎と葉で地面が隙間なく埋められているのが分かります。成長が早く、隙間なく地面を埋められるグランドカバーとして、コンボルブルス・サバティウスがいかに優秀かがよく分かると思います。また、バラの開花期に咲きますので、ローズガーデンの下草としても使えます
満開のコンボルブルス・サバティウス

7月2日

茎が伸び続け花壇の縁を登り始めました。花壇の縁の上で、きれいな花を咲かせてくれています。
コンボルブルス・サバティウスの花

7月10日

コンボルブルス・サバティウスのとなりに植えてある、ローズマリーを伝って高いところに昇ってきました。この時、草丈は25cmくらいです。グランドカバーとして優秀ですが、まわりが思っていたよりも埋め尽くされてしまわないように、注意してください。
おすすめのグランドカバー、コンボルブルス・サバティウス