ベロニカ・ロニカを育てレポート
今回は、夏の花壇を涼し気なブルーに彩るおすすめの宿根草「ベロニカ・ロニカ」を紹介していきます。一般的な特徴のほかに、私が実際に育てた写真や動画と合わせて紹介しますので、ベロニカ・ロニカの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ベロニカ・ロニカの特徴
ベロニカは、ゴマノハグサ科の多年草です。開花期は初夏~秋にかけてブルーの花を長期間花を咲かせます。草丈は30~40cmくらいと、大きくなりすぎないので、花壇の手前や寄せ植えに使いやすい草花です。
清涼感のある花穂が株全体に立ち上がり美しく咲くロニカ。丈夫で育てやすく、耐暑性、耐寒性もあるので、園芸初心者にも安心して育てることができます。植え付けの適期は7月~9月とされており、夏に強いことがうかがえます。
日なたを好みますが、半日陰でも十分育ちます。花が終わったら、花茎の根元で切り取るようにすると、長く花が楽しめます。水はけと風通しの良い場所で育て、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
5~6月に種をまいて増やすか、3月または9月に株分けで増やすことができます。
ベロニカ・ロニカの成長記録
3月5日
家の近くの園芸店でベロニカ・ロニカの苗を購入しました。ブルーの花と書かれていましたが、ラベルの写真の花の色は何故かピンク・・・。
どっちやねん!!と思いながら、ブルーの花であることを願い、育て始めました。
6月23日
草丈が30cmくらいになった頃、つぼみがありました!これは穂の形の花が咲いてくれる予感がします。果たして、花色は何色でしょうか?
7月2日
ベロニカ・ロニカが開花しました。朝日に照らされて、とてもきれいな写真が撮れました。気になる花色は、「ブルー」でした!良かった!
7月10日
一株から、5本くらい花穂が上がっています。花穂の下側から小さい花が咲いてゆき、だんだん上の方が開花していくようです。それに従って、始めに咲いていた下側の花は枯れていきます。ベロニカ・ロニカは、花穂の全体が開花している状態が見られるわけではないようですね。
8月25日
7月以降、常に花穂が上がり続け、ずーっと花を咲かせてくれています。夏の暑い間、元気に涼し気なブルーの花を咲かせてくれるベロニカ・ロニカは、夏の花壇を彩る貴重な存在です。宿根して毎年花を咲かせてくれますので、花壇のレギュラーメンバーに入れておきたい草花です。今月は動画を撮影しました。
出典:ガーデニングペディア