スカビオサ
ガーデニング歴10年の私が、実際に育てている草花の成長記録を紹介します。
草花の育て方の情報はたくさんありますが、草花の成長過程の情報はほとんど無いんですよね。
実際に、私は草花の苗を購入するとき、下記の情報が無くて購入しようかどうか迷ってしまうことが多いのです・・・。
- どのくらいの成長スピードなのか?
- どのくらい大きくなるのか?
- どのくらいの間、花が咲くのか?
- 暑い夏や、寒い冬に枯れてしまわないのか?
- 常緑なのか?
- いつ芽吹くのか
- 種や実はどのくらいとれるのか?
そこで、みなさんのお花選びの参考になればと思い、我が家で育てている草花の成長過程をお伝えしていきます。
私の住まいは千葉県ですので、関東・東海にお住まいの方は特に参考になるかと思います。
今回は、私が育てているスカビオサの成長過程を紹介します。
早速、見ていきましょう。
スカビオサの成長記録
3月のスカビオサ
3月5日
スカビオサの苗を購入しました。枯れてしまった?皇帝ダリアとビオラの寄せ植え鉢がさみしかったので、そこに一緒に植えてみました。
4月のスカビオサ
4月19日
植え付けから1ヶ月半くらいが経ち、上に伸びてきました。ホームセンターで売られているスカビオサは、草丈が低いものが多いですが、これは草丈が高いような予感がします。
5月のスカビオサ
5月7日
草丈がぐんぐん伸びて、その先端につぼみが付きました。先端とその脇芽に2つちいさなつぼみが見えます。良く売られている普通のスカビオサではないことが分かりました。
6月のスカビオサ
6月11日
草丈がさらに伸び、つぼみも膨らみ、色づいてきました。不思議な形です。どんな花色になるのか、まだ分かりません。
6月18日
つぼみの外側から小さい花が咲き始め、すべて開花しました。ピンク~うすい紫色の花でした。下の脇芽からもつぼみが立ち上がっています。
スカビオサの特徴
スカビオサの特徴
スカビオサは、マツムシソウ科の一年草です。草丈は70~120cm程度で、株から花芽が伸び、開花期には次から次へと花が咲きます。開花期は5月~10月です。
育てるときのポイント
育てる場合は、日当たりが良い場所で、水はけのよい弱アルカリ性の土が好ましいです。夏は半日陰が好ましいです。土の酸性を嫌うので、植え付け前に苦土石灰などで中和おくと良いそうですが、私の場合は、アルカリ性が強すぎる苦土石灰ではなく、天然石灰を土に混ぜて植え付けしました。土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。春の成長期と花後には、固形肥料で追肥すると良いですが、筆者は追肥はしていません。花柄をこまめに摘むと、次々と花が咲いて楽しめます。花を長く楽しんで種も採取したい方は、花期の始めは花柄をこまめに摘み、花期の終わりの時期に種を採取すると良いです。植え付けは3~4月が適期とされています。
スカビオサの増やし方
スカビオサは3~4月に株分け、5~6月もしくは9~10月に種まきで増やすことができます。私も種を採取して秋と春に種まきをしてみようと思います。