バラ・ジャストジョーイ

 バラ・ジャストジョーイ

ジャストジョーイの花の写真
ガーデニング歴10年の私が、実際に育てている草花の成長記録を紹介します。
草花の育て方の情報はたくさんありますが、草花の成長過程の情報はほとんど無いんですよね。
実際に、私は草花の苗を購入するとき、下記の情報が無くて購入しようかどうか迷ってしまうことが多いのです・・・。
  • どのくらいの成長スピードなのか?
  • どのくらい大きくなるのか?
  • どのくらいの間、花が咲くのか?
  • 暑い夏や、寒い冬に枯れてしまわないのか?
  • 常緑なのか?
  • いつ芽吹くのか
  • 種や実はどのくらいとれるのか?
そこで、みなさんのお花選びの参考になればと思い、我が家で育てている草花の成長過程をお伝えしていきます。
私の住まいは千葉県ですので、関東・東海にお住まいの方は特に参考になるかと思います。

今回は、私が育てているバラ・ジャストジョーイの成長過程を紹介します。
早速、見ていきましょう。

ジャストジョーイの成長記録

3月のジャストジョーイ

3月20日

我が家のジャストジョーイは5年目の株です。昨年は、思い切って強剪定しました。そのせいか、例年よりも、芽吹きが元気です。冬にバッツリ切るのが良いみたいですね。今年は例年以上に期待できそうです。
ジャストジョーイの芽吹き

4月のジャストジョーイ

4月2日

葉っぱがわしゃわしゃに茂りました。ジャストジョーイ新芽はきれいな銅葉になります。カラーリーフとして使えるのも、お気に入りのポイントです。ジャストジョーイは開花時期が早い方で、この時期にすでにつぼみが付いています。
ジャストジョーイの銅葉の新芽
こちらは、つぼみのアップの写真です。こんなに小さいつぼみが成長して、大輪の花が咲きます。
ジャストジョーイの小さな花のつぼみ

4月24日

つぼみが伸び、がくがめくれきました。いよいよ開花しそうです。ジャストジョーイは例年、モッコウバラが咲いた後ぐらいに咲くような気がします。ちなみに、後ろの花はマーガレット(ピンク、白)とローダンセマム(手前右)です。
ジャストジョーイのつぼみ

4月27日

いよいよ花が開きそうです
つぼみもたくさん出ているので、今年は期待できそうです
ジャストジョーイの開花

5月のジャストジョーイ

5月1日

開花しました。咲き始めの、シュッとしたこの形がいいですよね。
ジャストジョーイの花の写真

5月6日

最初についたつぼみはほとんど開花しました。花びらが開き、大輪のオレンジ色の花の存在感があります。花は大きいですが、花色がやさしいので、調和がとりやすいです。木立性で四季咲き性なので、今秋までコンスタントに咲いてくれます。とても良い香りが漂います。
満開のジャストジョーイ

5月25日

花が終わり、切り戻しをしました。ジャストジョーイは四季咲き性なので、しばらくしたらまたつぼみがあがってくると思います。
切り戻しをしたジャストジョーイ

6月のジャストジョーイ

6月18日

切り戻しから約3週間。またたくさん咲いてくれました。
6月に咲いたジャストジョーイ

6月23日

今年2度目の満開を迎えました。
6月にも満開に咲くジャストジョーイ

9月のジャストジョーイ

9月3日

ジャストジョーイは夏の間もコンスタント咲き続けました。まだまだ気温は暑いですが、花を咲かせているジャストジョーイの動画を撮影しました。


ジャストジョーイの特徴

花の特徴

ジャストジョーイは木立性で四季咲き性のバラです。我が家では、5月に咲き始め、秋までコンスタントに開花してくれています。肥料は特に与えていませんが、良く咲いてくれます。花は大輪で花径は約12cm、花の形は半剣弁高芯咲きです。咲き始めは花の先端がとがっていて、形はシュッとしていますが、花弁が徐々に開いていきます。ジャストジョーイ新芽は鮮やかな銅葉なのでカラーリーフとして利用価値が高く、使花が咲いていなくても庭や花壇を鮮やかにしてくれます。

香りも強く、ティー系の良い香りが漂います。我が家では、ドライフラワーにしたことがありますが、1年以上良い香りが続いていました。

ジャストジョーイはその美しさと香り、育てやすさ等が評価され、1994年に「殿堂入り」を果たした人気品種になります。

耐病性

我が家のジャストジョーイに薬は散布してませんが、うどん粉病にかかることはありません。黒星病にもほとんどかかりませんので、耐病性は強いのだと思います。さすが殿堂入りしただけのことはあります。