オステオスペルマム
ガーデニング歴10年の私が、実際に育てている草花の成長記録を紹介します。
草花の育て方の情報はたくさんありますが、草花の成長過程の情報はほとんど無いですよね。
実際に、私は草花の苗を購入するとき、下記の情報が無くて購入しようかどうか迷ってしまうことが多いのです・・・。
- どのくらいの成長スピードなのか?
- どのくらい大きくなるのか?
- どのくらいの間、花が咲くのか?
- 暑い夏や、寒い冬に枯れてしまわないのか?
- 常緑なのか?
- いつ芽吹くのか
- 種や実はどのくらいとれるのか?
そこで、みなさんのお花選びの参考になればと思い、我が家で育てている草花の成長過程をお伝えしていきます。
私の住まいは千葉県ですので、関東・東海にお住まいの方は特に参考になるかと思います。
今回は、私が育てているオステオスペルマムの成長過程を紹介します。
早速、見ていきましょう。
オステオスペルマムの成長記録
3月のオステオスペルマム
3月5日
こちらは、ホームセンターで購入して地植えで3年目育てた株になります。降雪や霜に耐えてますので、耐寒性はとても高いです。夏から秋に伸びた枝をピンチして冬越しさせました。まだ寒いせいか、葉が痛んでいますが、今年も無事に冬越しできたみたいです。ちなみに、花色は濃いワインレッドです。
3月20日
1番花が咲きました。花びらがかけていますが、ダンゴムシかナメクジに食べられたのかもしれません・・・。
4月のオステオスペルマム
4月17日
花の数が増えてきました。まだまだつぼみが出続けています。花もちが良く、花期も長いのでとても重宝するお花です。
4月26日
ちょうど、満開です!咲き終わった花柄をこまめに摘むと、花期を長く楽しめます。
オステオスペルマムの特徴
オステオスペルマムの特徴
オステオスペルマムは、初めての方でも簡単に育てられる草花です。キク科の多年草で、草丈は30cm程度。株から花芽が伸び、開花期には次から次へと花が咲きます。花は3月~6月頃まで咲き続けます。我が家では秋にも咲いてくれます。
育てるときのポイント
育てる場合は、日当たりが良く、水はけのよい場所が好ましいです。とにかく日なた大好きで、日照が少ないと徒長したり花が咲かなかったりするので注意しましょう。土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。寒さに強いので、冬でも屋外で育てることができます。一方で、多湿には弱いので水はけが良い場所で育てることがポイントです。
植え付けは4~5月が適期とされています。
オステオスペルマムの増やし方
オステオスペルマムは4~6月、9~10月頃にさし木で増やすことができます。茎を2~3節切り取り、葉を2~3枚程度残し、土にさしておくと、根っこが出て成長していきます。上手くいかない場合もありますので、ふやしたい方は、同時に数本のさし木を試みると良いでしょう。
筆者の場合は、株分けで増やしています。オステオスペルマムは地面に接した茎から発根し、広がっていきます。茎を切り、新たに発根した部分を移植すれば、増やすことができるのです。手間はかからずとても簡単なので、ぜひ試してみてください。
また、秋に種をまけば、苗を育てながら冬越しし、春に植え付けることができます。この間に3回程度、液肥で追肥すると良いでしょう。